ゲヴァントハウス管弦楽団 来日演奏会2019
仕事が忙しくなってきて最近の記憶が曖昧になってきている。たった数ヶ月前に立ち会った名演も記憶から遠ざかりつつあるのは悲しいので、今年の5月末に行ったゲヴァ管の来日演奏会の思い出を記しておきます。
出演と演目は下記の通り。
出演
演目
(アンコール)
ベルリン・フィルやBRSOのようなスーパープレーヤーによるスーパープレーの連続というスタイルではなく、ウィーンフィルのような調和を第一に伝統的なドイツのサウンドがするオケでした。
ウィーンフィルとの相違点は、上記ツイートでも指摘しているけれども、どんな場面でも弦が主役の座を譲らないという点。特にチャイ5なんて金管が無双する演奏になりがちだけれど、まるでベートーヴェンのように弦、特に1stバイオリンが主軸となって演奏を展開していくのが特徴的でした。トロンボーン吹きだったこともあり、チャイ5は金管が引っ張っていく演奏ばかり好き好んで聞いてきたけれど、こういったスタイルもありなんだなと気付かされました。
ネルソンスの解釈もまた独特。音質は悪いですが下記Tweetで少し雰囲気が伝わるかと。
【本日初日!】#ネルソンス #ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 いよいよ来日ツアーがはじまります✨その前に先日のマドリード公演からチャイコフスキーの交響曲第5番の最終楽章をチラ見せ👀 #GHOontour https://t.co/onJ0gfybxW pic.twitter.com/LKCtikQl0K
— KAJIMOTO (@Kajimoto_News) May 27, 2019
ゲヴァ管で今度はベートーヴェンやブラームスのTHEドイツ音楽をゲヴァ管で聞いてみたい。むしろ、かなり渋いドイツサウンドなのでフランスモノを聴きたいとは微塵も思えない…。ドイツサウンドが好きな人、調和するオーケストラが好きな人ならば迷わずオススメしたい。
非常に良い演奏会でした。来年の来日も欠かさず行きます。