【バレエフェス2018】ドン・キホーテ 1日目
3年に一度、世界中のトップバレエダンサーが集うバレエフェスティバルへ行ってきました。ガラのほうがトップバレエダンサーを大勢拝めるから良いのだろうけど、今回は大好きなドンキをチョイス。
ドンキは2日間上演されたのだけど、チケットがU29割で格安だったので欲望に忠実に両日手配しました。主役が違うとはいえ、同じ公演を2日連続で観るのは初めて。我ながらオタクだな~と感じるけど、これはフェスティバルなので仕方がないですね(?)
7/27
キトリ:ミリアム・ウルド=ブラーム
バジル:マチアス・エイマン
この動画でマチアスを知ったので、何としても行きたかった本公演。
動画で見たとおり、兎にも角にも所作が指先までなめらかでエレガント。そして重力がかかってないんじゃないかというほど軽やかにあちらこちらを跳び回る。手足が長いのも相まってダイナミックに見えるのだけど、所作がなめらかだから下品にはならないのがすごい。
2幕序盤の自殺に見せかけるシーンでは茶目っ気もたっぷりで、バジルのイメージ像そのもの。村男合うな~と思わせておきながら、2幕中盤以降の結婚式のシーンでは赤を貴重にした衣装が相まって凛々しく見えた。あ~~~格好良い!!
第15回世界バレエフェスティバル全幕特別プロ「ドン・キホーテ」。初日の主演はパリ・オペラ座バレエ団のミリアム・ウルド=ブラームとマチアス・エイマンの名ペア。愛らしさと気品にあふれる2人の弾けた演技と絶品のダンスに客席は拍手喝采👏! #バレエフェス photo: Kiyomori Hasegawa pic.twitter.com/oF8ZisSSbn
— NBSバレエ(日本舞台芸術振興会) (@NBS_ballet) July 27, 2018
お相手のウルド=ブラームは、村娘より姫のほうが適任と思わせられた。振りが小ぶりなせいか冷静なキャラクターに見えたので、私のイメージする快活なキトリ像とは異なった。そのかわりにドゥルネシア姫はキラッキラのティアラに薄ピンクの衣装がよく似合う姫様だった。
2日目のコジョカル&サラファーノフも楽しみ!