2018.6 読書
先月から読書ログをつけるようにしました。
意識的に本を手に取るようになったとはいえ、学生の頃のように時間が無限にあるわけではないし、通勤中の電車もひどい混雑のせいで本を広げられず…読みかけの本が多くなってしまった。
小説
村上春樹の短編集を初めて読んだ(読んでる)。村上春樹独特の文体が苦手という人も一定数いるけれど私は結構好き。関西出身の標準語話者の主人公と、田園調布出身にも関わらず関西弁を話す木樽のストーリー「イエスタデイ」が特に好みだった。「文化交流」したがる木樽の気持ちが少し分かってしまうのは良いのか悪いのか。
専門書
弊社の経理部門はグループ会社の経理部門もシェアードしているので、 シェアードサービスについてお勉強すべくこちらを。シェアードサービスってグループ会社間で行うものだけを指すのかと思っていたけれど、全く別の企業に委託する「業務委託」も含められるのね…。
前述の『シェアードサービスの管理会計』と並行して読んでいるのだけど、シェアードをよく理解しないまま読むと骨が折れる…。企業グループにおける部分最適・全体最適のコンフリクト問題など。弊社も本社機能と研究開発・生産機能を分社化してホールディングス化しようとしているのでよくお勉強したい。
趣味本
オケ奏者なら知っておきたいクラシックの常識 (いりぐちアルテス)
- 作者: 長岡英
- 出版社/メーカー: アルテスパブリッシング
- 発売日: 2014/05/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
大学図書館の選書ツアーで選んだ本の中の一つ。久々に大学図書館を訪れたら配架されていたので借りた。
本書はクラシックのうんちくが沢山乗ってる本。オーケストラは古代ギリシア「オルケストラ(円形舞踏場)」が語源だとか、トロンボーンは教会でオルガンの代わりに使われていただとか、以前より知ってることも多々。モーツァルトのシンフォニーは今で言うプレリュードのような扱いだったというのは知らなかった。だから、モーツァルトのシンフォニーは長調が多い(観客を高揚させるため)のだと腑に落ちた。
こんなことでよかったの! ? 96のメイクテクニック 美しくなる判断がどんな時もできる
- 作者: 長井かおり
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
長井かおりさんの最新刊。どんな人でも似合うのはコーラル、アイシャドウが目のキワに溜まらないようにするためにパウダーを仕込むなど、小技テク満載。デパートに行っても迷わなくなったし、各アイテムを使う目的が明確になった。
髪による印象操作のお話がたっぷりとされていた。本書を読んでから前髪の崩れに対して敏感になったし、トップをふんわりさせることに注意を払うようになった。ヘアー関連の美容本はあまり読んでこなかったから、新鮮な事が多かった。
***
読書が習慣化するまでは意識して読むようにしたい。7月も暑さに負けずに頑張ろう。